電車では

まあ電車に乗っていると暇なので本を読んでいた。

少年の「罪と罰」論

少年の「罪と罰」論

こんなのを朝から読んでいると萎えるわな。面白いけど。
内容はさておき、下記引用。
P30
「事例{10} 65年11月11日、神奈川県平塚市の中学で、同校3年A(15)が銃剣を持っていると生徒から知らせを受けた教師(38)がAに近づくと、Aが「近づくと刺すぞ」と脅かしたので警察に連絡しているあいだに、Aは校長を刺し、体操の着替えをしていた2年生の女子(14)に銃剣を突きつけて連れ去った。同日正午ごろ、湘南平の頂上付近で、Aはハイキングに来ていた女子会社員ふたり(ともに16)にも「ついてこい」と強制。追いかけてきた教師のひとりがAを発見したが、「接近すると女を刺す」と脅かしたため手が出せなかった。約30分後、今度は山のふもとで主婦3人を殴ったあと、近くの会社役員宅に入りこんで、家人らを「逃走資金を出せ」と恫喝、1750円を奪い取ったのち、女性ひとりだけを連れ、運転手(24)を脅してトラックに乗りこみ逃走したが、踏切で停車中、追ってきたパトカーに捕まった。Aは「自分を厄介者にした先生たちを刺し殺そうと計画的にやった」と供述。Aじゃ同年に刀剣不法所持や脅しなどで3回捕まっている。また、この事件で少年鑑別所に送られたのち、父親の希望で在宅の試験観察処分となったが、翌66年1月18日、箱根の旅館に押し入って客の夫婦を脅し、現金4万8000円あまりを強奪する事件を起こしている。」