ムシャクシャしてたから日記を書かなかった。
嘘。

他の日記で書いてあったけど、何度も読む本ってあまりないな。
俺は小説だと皆無だな。あんまり熱心な小説の読者じゃないし。

なんて書いたので最近読んだ本についてでも書くか。


エーリッヒ・フロムの「自由からの逃走(escape from freedom)ってやつを読んだ。
結構有名なはず。翻訳も100版超えてるし。
これが予想外におもしろいのよ。テーマは自由がいかに不自由を欲するかってこと。


時代は1940年。場所はドイツ。といえばヒトラーの時代ですな。
第一次世界大戦後、敗戦国のドイツは自由な国になるわけです。ワイマール憲法とかの時代です。その自由であったドイツ(国民)が、いかにヒトラーのような不自由なひとを国家の代表としたかってお話。ヒトラーは合法的に選挙で選ばれてるからね。

著者のフロムはドイツのユダヤ人なわけで1940年にここままではやばいってことで、この本を緊急出版したらしい。フロイトのエッチなお話を社会に拡大するとフロムの話になる。
うーむ、

自由からの逃走 新版

自由からの逃走 新版

久しぶりに本について書いたら文がまとまらない。まあいいや。